予防接種による感染

注射器肝炎ウイルスに感染することによって発症する肝炎ですが、その中でもB型肝炎ウイルスに感染することで発症するのがB型肝炎です。テレビのニュースやインターネットなどでB型肝炎訴訟、給付金といったワードを耳にしたことがある方も多いでしょうが、どうしてB型肝炎だけこうした話が持ち上がっているのでしょうか。実は、かつて日本では国主導による集団予防接種が実施されていた時期があり、その時期には医師が注射針を使いまわししていました。今では考えられないことですが、当時は当たり前のように注射器を使い回ししていたのです。

B型肝炎ウイルスは血液や体液を媒介して感染しますから、当然注射器を使い回すことによってB型肝炎ウイルスに感染してしまう人が増えます。現在では国もかつての過ちを認めていますし、集団予防接種を受けてB型肝炎に感染してしまった方に給付金を支給しているのです。これがB型肝炎の話題に訴訟や給付金といったワードがよく登場する理由です。国が実施していた集団予防接種によってB型肝炎に感染してしまった方なら給付金を受け取る権利がありますから、心当たりがある方は今からでも調べてみると良いかもしれません。次からは具体的な受給資格についてお話します。